もりねこ日記:アトピー、花粉症をコントロールして健康的な生活を送ろう

アトピー、花粉症についての備忘録として、気をつけていることや試したことなどを書き留めていきます。自分の経験が少しでも同じ悩みを持つ人のためになると嬉しいです。

食べ物と肌

今日顔を見ていたら左右のこめかみに吹き出物を発見。
触るとボコっとしているので、あー吹き出物ができちゃったよとちょっと悲しい気持ちに。よく見ると鼻の下と口の下の皮膚も乾燥してパラパラはがれているところがある
今回は顔だけだったけど、冬だと手にあかぎれができたり、手が痒くなったりもして、調子が悪くなった時の肌への影響が結構大きい。

原因を考えてみると、先週末に集まりがあり、その会場での食べ物かなと反省。
その時にあまりにも空腹だったこともあり、食べ物が出てきた瞬間にから揚げをいくつも口にほおばってしまったが、やはりこういう場所だと揚げ物のために使っている油があまり良くなかったのかなと考える。
家で料理をするときは、オリーブオイルやココナッツオイル、バターなど体に悪くないものを選んでいるけれど、価格的にはサラダ油や紅花油などに比べると安くはない。
安価な飲食店の場合は原価率をしっかり管理していて、安い油を選ぶところが多いだろうし、顧客の健康までは気にしないだろうし。

ということで、できるだけ揚げ物は食べないように気を付けないとと自分に言い聞かせる。
肌の健康を保つには良い食生活が欠かせないので、日頃から気をつけよっと。

アトピー改善のために気を付けていること:その4 腸を元気にする

こんにちは。2024年ももう2か月が終わりですね。時間が経つのはなんと早いと感じるこの頃です。

ところで、最近実家に帰ったところ、家族がアトピーが悪化していたり、親戚と話していた時にアトピーで困っている人が身近にいるという話を聞くことがあり、改めて自分の肌が治った経緯を考え直すきっかけになりました。

この記事も私のように困っていた方のために少しでも役立つといいなと思って書いています。

さて、アトピーが治ったのによかったことについての続きです。

実家でアトピーについての話をしていた時に、かなり大事なことを書いていなかったことを思い出しました。

それは、「腸を元気にする」ということです。

以前自分のアトピーが悪化した時に、医者に行きアドバイスをもらうとともに、アトピーやアレルギーについて改定ある書籍やブログをたくさん読みました。

その中でこれはかなり重要だと思ったのが、腸内環境を改善して、腸に元気になってもらうということでした。というのも腸は、実は脳よりも体に影響を大きな影響を及ぼしているのではないか?ということが書いてあったからです。

もともと食べたものが消化されて、栄養は体を作る材料となる一方で体に不要な老廃物が体の外に出ない(=腸にとどまる)と病気になるとか、体の調子が悪くなるということは理解していました。

私の場合は便秘になると肌がガサガサしてくるので、とにかく便秘はしないように気をつかっていました。腸の洗浄に定期的に通っていたこともあるし、新谷弘美先生の本で書かれていたコーヒーエネマについて調べて、自分で簡易的な浣腸キットを使ってコーヒーエネマ(コーヒーの浣腸)を行っていた時もありました。(もう10年くらい前のことですが、1リットル以上のコーヒーを体に入れ、結構な便が出てスッキリするため、毎週やっていた気がします。一人暮らしでなくなったのを機に、行う場所がなくなりやめました。これは一人になれる環境や理解のある家族が回りにいないと、実行は難しいかも)

病気にならない生き方  (確かこの本だったと思う)

その後も腸に関する本を読みあさり、腸内環境がよくなるとアレルギーやアトピーも良くなるらしいことを理解しました。例えばビオチン療法の場合は、ビオチン+ビタミンC+ビオスリーのセットを毎日摂るようにしますが、この中にも整腸剤であるビオスリーが含まれています。

また、腸に関心を持ったきっかけから腸の博士である藤田紘一郎先生の本も何冊か読みました。数冊読むことで、腸が元気だと体の調子も良くなることを理解したので、食べるものに気を遣うのはもちろんですが、体から「出す」方にも気を遣うようになりました。

※ 藤田先生の本は必要な内容がやさしい言葉で簡潔に書かれているので、わかりやすかったです。藤田先生の本は腸をキーワードにしていくつかありますが、私が特に参考にしたのは以下の本です。

脳はバカ、腸はかしこい | 藤田 紘一郎 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

アレルギーの9割は腸で治る!

 

腸に対する理解を深め、腸が体の調子に大きな影響を持っていることがわかったので、腸を活き活きとさせるべく食物繊維を多く含む食べ物を選んで食べたり、整腸剤を欠かさず摂取したり、お腹を冷やさないように腹巻やホッカイロを貼ったり(お腹を温めると、腸がゴロゴロと動き出すことを発見したので、とにかく冷やさないようにしてます)、色々と試すようになりました。そして最初はあれこれ考えてやっていたことも数年たつと習慣になり、特に気にしなくても生活習慣の一部として普通に実践できるようになりました。

その結果、現在は毎朝起きたらすぐにトイレに行く生活になり、以前よりも便秘に気を遣うこともなくなりました。1日1回便を出すのが理想だと思っていましたが、2回以上トイレに行く日もあります。そうすると私の場合は老廃物が肌経由で出ていこうとすることがなくなったせいか、かゆみや吹き出物も減り、肌のコントロールが楽になりました。

このような経験から、私の場合は特にアトピーが良い状態を保っている一因として、とにかく便をしっかりと出すことは非常に大事だと思っています。

アトピーがすっかり良くなった理由を考える:その3(⑦~⑨)

おはようございます。

昨日は実家に行き、少し猫と遊んでしまったため、首の周りが赤くなっていました。猫アレルギーが治ってたりして!と少し期待もありましたが、残念。体は敏感に反応してくれました(がっかり)。

 

さて、その1、その2に続き、アトピーの改善のために生活のなかで習慣にして気を付けていることを書いていきます。

⑦体を冷やさない

体温が1度下がるとがん細胞が活動しやすいということを聞いたことがありますが、体温が低いと病気にもなりやすいので、どうにか体温を上げようとこの10年あれこれ試してきました。その結果36度台後半が平熱になりました。

今振り返ると、小学生の時にプールがある日の朝は体温を測って記録していたのですが、35度台が多かったことを覚えています。大人になっても20代は35度台が多く、36度台になったのは、あれこれ試した結果だと思います。また、南国に10年近く住んでいたのも良かったのかもしれません。日本に戻ってきてからは、夏でも上着を持ち歩くのはもちろんですが、冬は色々着込んで寒くしないようにしたり、お風呂にマグネシウムパウダーを入れてゆっくり温まる、定期的にサウナに行って汗をかくなどを心掛けています。

 

⑧調味料に気を遣う

塩、砂糖など毎日使う調味料は体に良いものを選んでいます。

特に塩は塩化ナトリウムではなく、海の塩を使うことを心掛けています。塩についてな、塩分を摂りすぎないように注意しましょうとよく聞きますが、どうやらそれは塩化ナトリウムのことらしいといくつかの本から学びました。そのため、家で使う塩は海の塩や岩塩などを使っていますが、最近はふるさと納税で頂くぬちまーすに落ち着いています。(ぬちまーすは高価なので、野菜を塩もみするとか、塩で洗うといった使い方の場合は安価な海の塩を使っています)

砂糖は私にとっては恐るべし食べ物でかゆみを誘発するため、なるべく砂糖を使わないようにしています。でも、やはり料理をする時に砂糖があった方がいいな、という場合は低糖質のラカントSを使っています。これも他の砂糖に比べると高価なので、甘味は少しにするのに役立っています。

調味料でできるだけ避けているのは、糖質の高いケチャップ、ソース類です。もともとケチャップやソースはあまり使っていなかったので、楽に避けることができました。でも、外食する場合は避けられない場合もあるので、せめて自宅で食事をする時は食べないようにしています。

 

⑨ビオチン、ビタミンC, ミヤリサンを毎日摂る

掌蹠膿疱症の治療で有名だった秋田県にある本荘第一病院におられた前橋先生の治療を10年以上前に受けたことがあります。前橋先生はお亡くなりになられましたが、もともとは掌蹠膿疱症(手のひらや足の裏に水泡ができ、悪化すると関節などが痛くなる)の研究をされていて、その中でビオチンが有効だと突き止めました。同様の方法でアトピーにも改善が見られた、ということを当時アトピーで悩んでいた親戚が聞き、さっそく前橋先生に診て頂きました。その後親戚のアトピーの症状が良くなったため、自分にも効くかもしれないと思い、私も秋田の病院に行ったことがありました。

そこでは、ビオチン、ミヤリサン(整腸剤)、ビタミンCを調合した粉薬を毎日2,3回飲む、皮膚状態が悪い場合はステロイドを入れた軟膏を塗るという方法でした。私はこの方法のビオチンが自分には合っていると感じたため、ビオチン、ミヤリサン、ビタミンCを今も習慣としてとっています。ビオチンやビタミンCはIherbで購入ができるので、定期的に購入しています。ミヤリサンは病院で処方してもらうか薬局でも売っているので、これも続けやすいです。(人によって効く人、効果がない人がいるようです)

Iherbで買い物をされる方には、”RWV699”のコード(アルファベットと数字の6桁で前後の””は含みません)で5%の割引が受けられますので、是非お使い下さい。(コードをご利用になられる方と紹介者に割引ベネフィットがあります)

 

つづく

アトピーがすっかり良くなった理由を考える:その2(④~⑥)

①~③まで書いた前回の続きで、自分のアトピーがすっかり良くなった理由を考えます。

 

④お風呂で体を石鹸などで洗わない

アトピーに関する多くの本があり、「体は石鹸でしっかり洗いましょう」とか、「皮脂をとってしまうので、体を石鹸などで洗うのは避けましょう」と全く逆のことが書いてあり、どちらがいいのかとよく混乱しました。

人の肌の状態によってもどちらが合うかは違うと思いますが、私の場合は皮膚が乾燥するタイプです。アトピーがひどいときは、皮膚の生まれ変わりのために落屑がぽろぽろと落ちてくるため、皮膚への刺激をしないことを念頭に考え、とにかくあまり触らないようにしようと心がけました。

皮膚が治った今もあまり刺激をしないことを念頭に、足の裏、お尻や脇などはシャボン玉石鹸で洗いますが、それ以外は特に汚れていないので、洗うのをやめました。そしてそれを続けていて生活上に問題はありません。

ボディーソープの広告に「皮膚は毎日しっかりボディーソープで洗いましょう」と書いてあることがあります。こういうのは、売り手からしたら毎日使ってどんどん買い替えてくれると売り上げも上がるしうれしいよね、と思います。あくまでメーカーが側の都合の良いことが書いてあるだけなので、自分の体にとっていいのは何か?ということは結局は自分で考えるしかないんだと思います。

 

ついでに髪の毛もお湯だけで洗うのを基本としています。

時々頭が痒かったり、髪の毛が油っぽいなと思った時だけシャンプー(お湯で薄めて使う)、コンディショナー(毛先に少しだけ使う)を使います。お湯で洗うのは慣れるのに数か月時間がかかりますが、宇津木先生の湯シャンの本を読み、どういう経過で慣れていくかを理解したら慣れない時期も理由がわかって継続できたので、すんなりとシャンプーをやめることができました。

シャンプーをやめると、髪が増える

 

⑤砂糖は避ける

砂糖をとると痒くなる、というのは子どものころからアトピーだったために何となく知っていました。大人になり、甘いものが食べたいから黒砂糖にしようとか、はちみつを使おうなど工夫をしたものの、やはり甘いものを食べると何となく痒くなる気がしていました。友人で学生時代に貨幣状皮膚炎に悩まされていた人がいるのですが、その人は今すっかりきれいな肌で、皮膚に全く問題がないのですが、甘いものは食べません。その人を近くで観察していたこともあり、やはり甘いものはまずいんだなと薄々気が付いていました。

でも砂糖の誘惑は強くなかなかやめられなかったのですが、これも知識をつけることでどうにか克服できつつあります。

まずは糖質制限に関する本を読む、そして砂糖がどのくらい体に悪いかを理解しました。そして藤川先生のメガビタミンの本に「タンパク質が足りてくると、自然と糖分を体が欲しがらなくなる」ということが書いてあったので、プロテインを飲むことを習慣にしたところ、本当に20代の時よりも甘いものが食べたいと思わなくなりました。

また、周りの環境も変わりつつあり、最近は砂糖が体に悪いということが一般的に認知されつつあると思います。例えば最近はスーパーでも糖質制限という文字が書かれたパン、ビール、お菓子なども売られていて、それらにはパッケージに糖質量が記載されていてかなり助かります。昔に比べると、とても良い時代になったなーと思います。

私が子どものころは、そういう選択肢がなく、「甘いものを食べると痒くなるから、食べるのをやめなさい」と親に言われ、食べるか食べないの二択でしたが、今は糖質量が少ないおやつを食べるという真ん中の選択肢が出てきて嬉しいです。

ジュースを飲むことを習慣にしている場合は、それをやめて、水やお茶(無糖)にするだけでも糖分の摂取量が減って、体への負担が減るかと思います。

⑥アレルギーテストをする

これは、今更当たり前のことですが・・・・。

私の場合は大人になってから病院でアレルギーテストをして、猫アレルギーだとわかりました。

私の行ったアレルギーテストはもう10年以上前のことですが、やり方は腕の数か所に針で傷を少しつけて、1か所ずつに違う物質を付けて体の反応を見るという物でした。一番痒く、赤くはれていたところがあったのですが、それが猫でした。

そして、私の自宅では私が10歳のころから皆に愛されていた猫がいて、もちろん家で飼っていたので、猫の毛は家じゅうどこにでも落ちていました。

だから、私が実家に住んでいる間はアトピーは治らないのはしょうがなかったのです。アトピーどころか喘息も出て、息ができなくて苦しかったことも何度かありました。

自宅にいた猫は家族から愛され、私も溺愛していたので、今になって何か言うこともないのですが、もし子どものころに猫が原因でアトピーであることがしっかりわかっていて対策ができたら、もう少し違う生活になっていたかもしれないな、と思うこともあります。

今でも猫は大好きですが、残念ながら猫は見る専門で、触る場合はゴム手袋をつけて触っています。

人によってアレルギーを発生させる物質は異なるので、まずは体にアレルギーを起こさせる物質から遠ざかることが一番の治療です。

私の場合は実家に泊まると、皮膚が荒れて顔が赤くなり、鼻水が止まらなくなりますが、自分の家に帰ると間もなくアレルギー症状が止まり、顔も数日すると赤かった部分の皮膚がぽろぽろと落ちて治ります。

 

つづく

 

アトピーがすっかり良くなった理由を考える:その1

2022年の11月に急激に悪化したアトピーは1年経った今はすっかり良くなりました。去年の腕の状態を見てみると、「あー、すごくかわいそうだったな」と思うものの、1年経つと治るものでもある、と体の回復力に感謝する気持ちになります。

先週家族がアトピーがひどくなって困っていて、色々話をしていました。

その時に自分は何となく皮膚が治っていったが、「結局何がよかったんだろう?」と思ったので、1年経って客観的に考えられるようになった今になって、自分の忘備録としてまとめてみることにしました。

ちなみにアトピーが悪化した11月の去年の腕と今年7月の腕の状態です。

 

2022年11月



2023年7月

一番ひどかったときは、腕や足が傷だらけだったので、毎日ガーゼを巻いて過ごしていました。お風呂に入るときは、水にぬれると治りが遅くなるので、ラップなどを巻いて濡れないようにしていました。その状態が2,3か月続きましたが、そのうちガーゼをしなくなり、気が付いたら治っていたという感じです。

 

①藤川先生のメガビタミンが効いてきた

2018年頃に藤川徳美先生の「すべての不調は自分で治せる」という本を読みました。その本には、そもそもタンパク質やビタミン、ミネラルが足りていないから体が不調になる、だから体が必要な栄養を摂れば体が治る、ということが書いてありました。これを読んで、「ふむふむ、そうなのか」と思った私は早速これを実践しました。プロテインを飲むことを習慣にして、藤川先生の本に書いてあるサプリメントも購入し、マグネシウムフレークを入れた風呂に入り、肉や卵などのタンパク質を含む食べ物をしっかり食べるようにしました。私が通っている藤沢皮膚科でも藤川先生のメガビタミンが良いと言われたことも、メガビタミン生活を始める大きな動機となりました。

これ以前の私はなるべく肉は食べず、野菜を多めに食べるということが良いと思っていたので、ほとんどタンパク質を摂っていなかったかもしれないと思います。ちょうどその頃から糖質制限の本も読んだりして、自分がタンパク質に注目しだしたのもタイミング的に良かったのだと思います。

メガビタミンは今日始めて明日効果が出る、というものではないので、コツコツ毎日続けて少しずつ体を変えていくことになります。今年でおよそ5年くらいはやっていることになるのですが、そのおかげか体が疲れることも前よりはなくなり、風邪も前のように引かなくなりました。そして、皮膚もだんだんと強くなってきたような気がします。アトピーの場合は、外的要因や自分が掻くことにより皮膚が傷ついてしまうのですが、今になると、傷んだ皮膚を修復するためのタンパク質やタンパク質を体の隅々に栄養としていきわたらせるためのビタミンやミネラルがないと、そりゃ治らないよね・・・・、と思うようになりました。

なので、まず十分な栄養を摂る、というのは体を変えるのに必要なことだと思います。

②皮膚に何もつけない

皮膚に異常がある場合は軟膏やクリームなど塗りましょうと医師に言われることが多いようですが、私の場合は以前にステロイド皮膚炎になって、そこから回復するのに1年くらいかかったので、ステロイドを含む薬は体に取り入れないようにしています。

皮膚がカサカサするからと市販のクリームやココナッツオイルなどを塗っても逆効果で、より痒くなることが多かったので、皮膚には何も塗らないことにしました。

これは、「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」、「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」や「肌断食」の本を参考にしました。

皮膚がガサガサの時は本当に辛くて藁にもすがる思いで、何かを塗った方がいいのか?など考えてしまいます。これまでステロイドの薬を塗って結局またぶり返すを何度か経験し、極めつけにステロイド皮膚炎を経験していたので、「今はしょうがないが、体が頑張ってくれているから待とう」という気持ちでいることにしました。また、なぜ皮膚に何かを塗るのがよくないかを本を読んで納得すると「これでいいんだ」という気持ちにもなれて、続けることができました。

③引っ越した

11月にアトピーが悪化して、4月ごろに引っ越しをしました。(これはアトピーだから引っ越したのではなく、もともとこの頃に引っ越すことが以前から決まっていた)

それから夏までは顔が少しガサガサしていたものの、引っ越してからより改善が進んだように思います。そして、それは何でだろう?と考えてみたのですが、たぶんカビではないだろうか、と考えています。

前に住んでいたマンションはお風呂場にすぐにカビが発生して、日々赤カビや黒カビを掃除していました。そして、衝撃的なことに、引っ越しの時にベットの解体をすると、自分の寝ていたベットのマットレスの下の木の板の部分(空洞になっているところ)に緑のカビが生えていたのでした。あれはかなりのショック。

ベットを解体しないと気が付かない場所でしたが、別途が北側の部屋にあり、風通しが悪かったというのもその原因だったかもしれないと今は思います。

前の家に住んでいるときに日常的にカビが皮膚についたり、カビを含む空気を吸ってたのかもしれないから治らなかったのかもというのが引っ越しした今に思うことです。

その2に続く

 

サウナのある銭湯の比較

サウナ好きの私は、月に2回くらいはサウナに行くようにしています。本当は週1回行くのが望ましいのですが、週末に用事があると行けないことがあるため、月2回はサウナ に行こうと思っています。

そもそもサウナは子供のころに父親と一緒に週末スーパー銭湯に行っていたのがきっかけで行くようになりました。

今では運動して汗をかくのが面倒くさいという怠け心からせめてサウナで汗をかいて体内の水分や老廃物を外に出そうと心がけています。

以前は良く豊島園にある西武が運営している庭の湯に出かけていました。庭の湯は茶色いお湯の温泉で、ミストサウナとドライサウナがあり、サウナの中も広く、水風呂から出た後にデッキチェアで横になれる場所もあり、とても気に入っていました。

また、小さいけれどプールもあるので、水で遊びたいという人にも楽しむことができます。

さらに、お風呂を出た後にリラックスできる暗い照明の部屋もあり、そこでリクライニングの椅子に横になっていると昼寝もできて最高です。よくイビキをかいて寝ている人もいました。

最近は庭の湯には行けないので、比較的近くにあるお風呂の王様に行くことが多くなりました。お風呂の王様もミストサウナ(漢方の薬草の匂いがする)と激アツのドライサウナがあり、しっかり汗もかけるので助かっています。

庭の湯、お風呂の王様ともに利用料金は2000円程度です。一般的な銭湯と比較すると料金が高いため、大人のお客様が多く、お客様も時間によってはそこまで多くないので、ゆっくり過ごすことができます。

そして、先日実家で以前よく通っていたスーパー銭湯に久しぶりに行きました。その先頭は、大きなお風呂が3つ、外にも露天風呂があり、ミストサウナ、ドライサウナの両方を兼ね備えているにも関わらず、料金は500円とお財布に優しい値段です。おそらく10年ほど前から変わっていない金額です。

住宅が多い地域なので、お客様は家族で来る人が多く、子どもがいても気軽に来られるため、結構混んでいました。幸いサウナは広いわりに利用するお客様が少ないこともあり、ゆったり過ごせました。

そこで考えたのが料金が3~4倍違う庭の湯やお風呂の王様が何故いいのか?ということです。支払う金額が高ければそれ相応の価値を得たいと思うわけですが、私が思うに3つくらい良かったことがありました。

そして、それは高い料金を払ってもやはり価値があると思ったのです。

1.お風呂が塩素臭くない。

2.子どもがいないので、ゆっくり過ごせる

3.ドライヤーコーナーに必ず空きがあり、待つことはない

 

お風呂が塩素臭くない

実家のスーパー銭湯に入って一番最初に気になったのが塩素の匂いでした、風呂場に入ってすぐに匂いを感じたので、お風呂には十分な塩素が入っているんだな、と想像できました。この部分は、普通の肌の方はそんなに気にならないかもしれないのですが、アトピー持ちで肌が弱い私は塩素が怖いこともあり、ちょっと不安になりました。

でも、多くのお客様が入るお風呂の場合は、十分な塩素を入れることで、お客様が安全にお風呂を楽しめるようにすることは重要なので、自分には脅威だが、必要なことだと思っています。

 

子どもがいないので、ゆっくり過ごせる

利用料金が高いためか、家族連れで小さい子どもがいる方や高校生くらいまでのお客様はあまりいませんでした。お客様は大人の方ばかりで静かにお風呂に入っているため、リラックスできます。

私は日々仕事で疲弊していることもあり、癒しを求めてサウナやお風呂を利用するため、静かにリラックスして利用できることはとても重要で、その部分が確保できるのであれば、この料金を進んで払って利用したいと思いました。

 

ドライヤーコーナーに必ず空きがあり、待つことはない

脱衣所でドライヤーを使うのはいつものことなので、必要な時に使えるようになっているのがよい状態ですが、実家の近くにあるスーパー銭湯に行ったときにドライヤーがなかなか空かず待つ必要がありました。この時にただ待っているだけだとつまらないため、なぜ混んでいるのかを観察していました。

そこで考えたのが、やはり料金が安く、家族連れをターゲットにしていると来客数も増えるわけですが、それに対してドライヤーの数は10個未満で間に合っていないのが1つの理由です。

それ以外に観察していて思ったのは、高校生くらいの女性で髪の毛が長い人は、周りで人が並んで待っていることを気にするよりも、いかに自分の髪が美しく見えるかが重要そうで、鏡で自分の姿をじっくり見ながらドライヤーでしっかり髪を乾かすのに時間がかかっているということでした。

確かに自分も10代のころはよりきれいになりたいと思っていたし、それは多くの人が通る道だからな、などと思いながらドライヤーが空くのを待っていました。

一方で、必要な時にドライヤーがすぐに使えた方がやっぱりいいわけで、ドライヤーの数が十分用意されていて、来客数も少ない方は料金が高いのもしょうがないよねと思いました。

 

こうやって比較してみると、自分が払ったお金に対して、自分がどれくらい満足しているかが再認識できて楽しいし、利用料金が高いなと思っていたことに対しても、それ相応の理由があることがわかり、肯定的に捉えられるようになりました。

実家でとれるブドウたち ~夏のおすそ分けに喜ばれる!~

毎年春になると私の実家には、農家で野菜栽培のエキスパートである葡萄の先生が来てくれて、「今年のブドウ」の栽培が始まります。葡萄の先生は80代の方ですが、毎日畑に出て体を動かしているだけあって、きびきび動き、葡萄の様子をよ~く観察して必要な処置をしてくれます。また、実家に来るときは自分の畑でとれた野菜を持ってきてくれることもあり、とても感謝しています。

葡萄の栽培はもうかれこれ7,8年ほど前から始まっています。両親が駐車場の屋根の代わりとして葡萄を育て始めたことがきっかけですが、親戚や友人の子どもが小中学生の時は、葡萄の袋に絵をかいて、袋を付けるというイベントを催したこともあり、子どもたちが果物の成長を学ぶ機会にもなっていました。

今年は、袋つけ作業はしなかったものの、葡萄の先生のおかげですくすくと葡萄が育ち、お盆の時期にちょうど食べられるようになりました。

そして、お盆を実家で過ごした私が朝起きると、食卓の上を覆うくらいの量の葡萄がすでに収穫されていました。収穫した葡萄は傷んでいるところを除き、見た目を良くします。そして家族が葡萄を配る人リストを作り、近所のスーパーでもらった段ボールの箱に葡萄を箱詰めをして、近所の人や友人宅にお届をします。

ちなみに実家で収穫できるのと同じような葡萄をスーパーで売っているのを見ますが、1房約1000円の値段が付いていて驚いたことがあります。

そのため、葡萄をおすそ分けで持っていくと、皆さん大喜びで頂いてくれます。また、渡しにいくたった数分の訪問でも、人と世間話ができるので、お互い元気にしていることがわかり安心します。

私の母は日頃周りの方にお世話になっているので、葡萄をお渡しすることでお礼をしたいと、毎朝の葡萄の世話も楽しそうにやっています。

 

都会に住んでいると野菜や果物はお店で買う物ですが、郊外で植物を育てるスペースがあると、こんなことができるんだな~と実家に帰るたびに感心します。

そして私も庭にあるシソやローズマリーを頂いています。