もりねこ日記:アトピー、花粉症をコントロールして健康的な生活を送ろう

アトピー、花粉症についての備忘録として、気をつけていることや試したことなどを書き留めていきます。自分の経験が少しでも同じ悩みを持つ人のためになると嬉しいです。

アトピーがすっかり良くなった理由を考える:その1

2022年の11月に急激に悪化したアトピーは1年経った今はすっかり良くなりました。去年の腕の状態を見てみると、「あー、すごくかわいそうだったな」と思うものの、1年経つと治るものでもある、と体の回復力に感謝する気持ちになります。

先週家族がアトピーがひどくなって困っていて、色々話をしていました。

その時に自分は何となく皮膚が治っていったが、「結局何がよかったんだろう?」と思ったので、1年経って客観的に考えられるようになった今になって、自分の忘備録としてまとめてみることにしました。

ちなみにアトピーが悪化した11月の去年の腕と今年7月の腕の状態です。

 

2022年11月



2023年7月

一番ひどかったときは、腕や足が傷だらけだったので、毎日ガーゼを巻いて過ごしていました。お風呂に入るときは、水にぬれると治りが遅くなるので、ラップなどを巻いて濡れないようにしていました。その状態が2,3か月続きましたが、そのうちガーゼをしなくなり、気が付いたら治っていたという感じです。

 

①藤川先生のメガビタミンが効いてきた

2018年頃に藤川徳美先生の「すべての不調は自分で治せる」という本を読みました。その本には、そもそもタンパク質やビタミン、ミネラルが足りていないから体が不調になる、だから体が必要な栄養を摂れば体が治る、ということが書いてありました。これを読んで、「ふむふむ、そうなのか」と思った私は早速これを実践しました。プロテインを飲むことを習慣にして、藤川先生の本に書いてあるサプリメントも購入し、マグネシウムフレークを入れた風呂に入り、肉や卵などのタンパク質を含む食べ物をしっかり食べるようにしました。私が通っている藤沢皮膚科でも藤川先生のメガビタミンが良いと言われたことも、メガビタミン生活を始める大きな動機となりました。

これ以前の私はなるべく肉は食べず、野菜を多めに食べるということが良いと思っていたので、ほとんどタンパク質を摂っていなかったかもしれないと思います。ちょうどその頃から糖質制限の本も読んだりして、自分がタンパク質に注目しだしたのもタイミング的に良かったのだと思います。

メガビタミンは今日始めて明日効果が出る、というものではないので、コツコツ毎日続けて少しずつ体を変えていくことになります。今年でおよそ5年くらいはやっていることになるのですが、そのおかげか体が疲れることも前よりはなくなり、風邪も前のように引かなくなりました。そして、皮膚もだんだんと強くなってきたような気がします。アトピーの場合は、外的要因や自分が掻くことにより皮膚が傷ついてしまうのですが、今になると、傷んだ皮膚を修復するためのタンパク質やタンパク質を体の隅々に栄養としていきわたらせるためのビタミンやミネラルがないと、そりゃ治らないよね・・・・、と思うようになりました。

なので、まず十分な栄養を摂る、というのは体を変えるのに必要なことだと思います。

②皮膚に何もつけない

皮膚に異常がある場合は軟膏やクリームなど塗りましょうと医師に言われることが多いようですが、私の場合は以前にステロイド皮膚炎になって、そこから回復するのに1年くらいかかったので、ステロイドを含む薬は体に取り入れないようにしています。

皮膚がカサカサするからと市販のクリームやココナッツオイルなどを塗っても逆効果で、より痒くなることが多かったので、皮膚には何も塗らないことにしました。

これは、「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」、「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」や「肌断食」の本を参考にしました。

皮膚がガサガサの時は本当に辛くて藁にもすがる思いで、何かを塗った方がいいのか?など考えてしまいます。これまでステロイドの薬を塗って結局またぶり返すを何度か経験し、極めつけにステロイド皮膚炎を経験していたので、「今はしょうがないが、体が頑張ってくれているから待とう」という気持ちでいることにしました。また、なぜ皮膚に何かを塗るのがよくないかを本を読んで納得すると「これでいいんだ」という気持ちにもなれて、続けることができました。

③引っ越した

11月にアトピーが悪化して、4月ごろに引っ越しをしました。(これはアトピーだから引っ越したのではなく、もともとこの頃に引っ越すことが以前から決まっていた)

それから夏までは顔が少しガサガサしていたものの、引っ越してからより改善が進んだように思います。そして、それは何でだろう?と考えてみたのですが、たぶんカビではないだろうか、と考えています。

前に住んでいたマンションはお風呂場にすぐにカビが発生して、日々赤カビや黒カビを掃除していました。そして、衝撃的なことに、引っ越しの時にベットの解体をすると、自分の寝ていたベットのマットレスの下の木の板の部分(空洞になっているところ)に緑のカビが生えていたのでした。あれはかなりのショック。

ベットを解体しないと気が付かない場所でしたが、別途が北側の部屋にあり、風通しが悪かったというのもその原因だったかもしれないと今は思います。

前の家に住んでいるときに日常的にカビが皮膚についたり、カビを含む空気を吸ってたのかもしれないから治らなかったのかもというのが引っ越しした今に思うことです。

その2に続く