もりねこ日記:アトピー、花粉症をコントロールして健康的な生活を送ろう

アトピー、花粉症についての備忘録として、気をつけていることや試したことなどを書き留めていきます。自分の経験が少しでも同じ悩みを持つ人のためになると嬉しいです。

アトピー悪化で妊活お休み

11月に無事に採卵が採卵ができたものの、秋から冬への季節の変わり目、仕事のストレス、採卵のために飲むお薬や注射などなど、短期間に体にとっていろいろなことが起きたためか、アトピーが激悪化した。

採卵前に最初は顔が変かな?と思ったらすぐに体中が痒くなり、歩くのも引っ掻き傷で痛い状態になってしまった。採卵の日はお腹や足の腿が引っ掻き傷で歩くのに痛みを感じながら、出かけたほどだった。

3週間ほど様子を見たものの、症状はみるみる悪化し、全身傷だらけ、顔も爛れなどが起きて、かわいそうな状態になってしまったため、いつもビオチンや整腸剤を処方してもらっている藤澤皮膚科を受診することにした。

前回受診した時は薬の処方だけだったのに、数ヶ月後にこのような状態で受診することになるとは、そのときは考えもしなかった。

アトピーの治療のためのステロイドのお薬は30代半ばにやめていて、その後は少しアトピーの症状が出るものの、ここまでは酷くなったことはなかった。でも、よくよく考えると症状が出るのは11月ごろが多く、10年間東南アジアの南国に住んでいた私は寒くなる時が苦手なのではないかと思った。

藤澤先生に受診時に妊活で使った薬などお伝えしたが、種類が多くて、「どれが悪いのかわからないね〜」ということだった。むしろ季節の変わり目で悪化したのでは?と、言われ、理由はいろいろ考えられる気がした。

とにかく悪化していることは事実なので、点滴など症状が良くなるものはないか聞いたところ、デュピクセントという注射が高額ではあるものの、皮膚の痒みや乾燥を発生させる大元に働きかけるためかなり効くということを教えてもらった。

が、、、、「妊娠したい人はダメ」ということで、がっかり。でも将来頼りになる薬があるということを知ったのは嬉しいニュースだった。これで私も普通に肌の人のようになれるんだ!と希望が持てる。

注射以外にはエキシマランプという、皮膚を日焼けに近い状態にして回復を早める治療があるとのことで、それは妊活中でも大丈夫とのことで、それをやることにした。

エクシマランプについては、コルチゾールの産生を促す、かゆみ物質を抑制、伸びすぎて痒みを感じやすくなった痒み神経を押し戻す、などなどがアトピーに効く理由らしい。また、これをやることで皮膚の代謝、つまりあたらしい皮膚がどんどん作られるようで、皮むけ(落屑)が起きる、そして治るということだった。

私の場合は症状が全身に出ていて、全身にランプを当てるため、処置室でショーツのみになり、ランプを当ててもらった。皮膚が傷だらけで正常に機能していない上に服を脱ぐため、寒くて辛かったが、幸い10分から15分程度で終了した。

11月末から1週間に1度このランプを当てる治療を始め、最初は剥がれる皮膚の大きさが1センチ角のものが多かったが、回を重ねるにつれ剥がれる皮膚のサイズがだんだんと小さくなってきた。今8回が終わったが、ランプを当てた後は3日目くらいにかなりの皮膚が剥けるという繰り返しをしている。

途中、痒みがあるせいか眠ることができず、デエビゴという睡眠を助ける薬を処方してもらった。(私は薬を飲むことに抵抗があるため、作用が弱くて依存性のないものを希望した)

ランプを受けることで、確かに痒みを感じなくなったようであるものの、毎晩布団に入ると体が暖かくなるためか、そこまで痒いと思わないのにすごい勢いで体を掻いている自分が毎度止められず、どうしてこうなるんだろう?と毎晩後悔して眠るということが続いている。痒くないけど、掻くと気持ちが良いので誘惑に負けて掻く→傷ができて皮膚が痛くて後悔、というのを繰り返している。治ると皮膚が強くなるから掻いても治ると自分を誤魔化してやってしまうが、かかなければ治りはもっと早いはずなのに。。。

顔は目と口の周りが爛れて、滲出液が固まった黄色い瘡蓋がついている状態が2週間ほど続いているので、できるだけ鏡を見ないようにして過ごし、見た目が悪いのはしょうがないと諦める。はたからみたら、もう40代のおばさんだし、私の顔が可哀想な状態でも誰も困らない。他人は私の顔よりもスマホに夢中で誰も私のことをいちいち気にしていない。人からどう思われるかよりも自分が普通に歩ける、生活できる、仕事もできることに感謝する。

 

このような状況のため妊活の杉山クリニックには電話で次回の訪問を1、2か月遅らせたいと連絡をした。まずは自分が健康になることに集中する。