もりねこ日記:アトピー、花粉症をコントロールして健康的な生活を送ろう

アトピー、花粉症についての備忘録として、気をつけていることや試したことなどを書き留めていきます。自分の経験が少しでも同じ悩みを持つ人のためになると嬉しいです。

採卵のための受診

前回の受診で採卵日を決め、採卵日2日前に行う注射と鼻スプレーもしっかり行った。

採卵日の朝、夫は私がクリニックに持参する精子の収集に必死で、私が出かける数十分前に無事に準備ができた。

そして、朝8:30の予約のために出発。この時点で元々アトピー持ちの私は、秋冬への季節の変わり目の今、顔の皮膚がガサガサになっていたのに加えて、ホルモン剤や仕事のストレスで顔や体の皮膚に傷や皮剥けが起こっていて、外出するのが苦痛だった。でも、クリニックに行く途中に両手に杖をついて一生懸命歩いている人を見て、自分も頑張らないと、と思い直す。

クリニックには8:00過ぎに到着し、まずは精子の提出。無事に提出できたのでホッとする。

クリニックには、朝早いのにすでに20名ほどの人が待合室にいて、パソコンをパチパチ叩いている人もいる。みんな出勤前にクリニックに来ているのかな?と、思いとても感心する。不妊治療に朝来て、その後普通に仕事もするのね。

 

私は予約時間になってから、3階の採卵フロアに行き、受付で名前を確認してからリクライニングソファの置いてある個室に通された。そこで着替えをして、採卵のために名前を呼ばれるのを待つ。

プライベートが確保されて空間で、他の人が呼ばれる声は聞こえるものの、シーーーーンっとした空間だった。その後、採卵に行くと言われ、採卵室に向かう。

採卵室には医師と看護師が4名くらいいて、入るなり早速始まった。

坐薬と局部麻酔をしたものの、採卵のとき私は針が刺さるのに痛みを感じたため、おおよそ10分未満の時間だったと思うけれども、かなり苦痛な時間だった。医師から痛い場合は叫んでもいいけれども絶対に動かないください、と言われたので「イター、イター」とずっと言って苦痛を耐えた。

終了後、フラフラと歩いて手術室からプライベートな待合室に戻った。待合室のソファーで30分ほどうずくまって、痛みが和らぐのを待った。普段アトピーの皮膚の傷の痛みには慣れているものの、腹部の痛みはほとんどないため、痛くてこのままどうなってしまうにだろうと不安だった。でも時間と共に痛みは楽になり、少しずつ気分が落ち着いてきた。

もう立てるかな?と思えるようになったら、ヨロヨロと着替えをして、帰宅の用意ができたことを電話で伝えた。

そして、診療室に行き今日の採卵状況について医師から教えてもらった。採卵は10個でこれから顕微授精し凍結する。次回の診察は2週間以内に予約をして、授精結果を教えてもらうということだった。

午前中、11時には診療は終わり帰宅。心身ともにかなりの負担のあった半日だった。

今日のお会計は約32000円。