もりねこ日記:アトピー、花粉症をコントロールして健康的な生活を送ろう

アトピー、花粉症についての備忘録として、気をつけていることや試したことなどを書き留めていきます。自分の経験が少しでも同じ悩みを持つ人のためになると嬉しいです。

夏のアトピーの調子

激アツの夏が来て、8月の暑さで体はバテ気味です。

去年末に悪化したアトピーは時間とともに良くなり、最近は汗のおかげで肌が乾燥しなくなったので、なかなか良い調子です。

といっても、実は体の方は良くなるのが比較的早かったものの、顔の頬と鼻の下が赤く、皮膚がむけた状態が続いていました。

私は40代で、昔ほど見た目を気にしなくなったものの仕事で営業職に就いていて、人と話す機会が毎日なので、どうにか顔が治らないものか・・・、と悩み、改善方法を色々調べていました。そして、調べているうちに「シリカ」がいいらしいという記事をブログで見つけました。シリカ食品添加物として使われている物質で、最近は化粧品などの広告でも見かけます。

私がなぜシリカに注目したかというと、アトピー持ちの家族が30年くらい前から「肌の状態がひどくなったら、スギナを煎じて飲むと効く」と言っていたのを思い出したことです。

これを思い出して、そういえばスギナって何が肌にいいのだろう?と思って調べたところ、シリカが多く含まれているらしいことがわかりました。そして、もしかしたら自分にも効くかもしれないと思ったのでした。

シリカを含む製品をAmazonで調べたりしましたが、iherbで水に10~15滴ほど入れて飲むタイプでなかなか評価の良い製品(↓)を見つけたので、さっそくそれを購入しました。

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効くかどうかわからないけど、とりあえず2,3か月は様子を見てみようと思っています。シリカを水に入れて飲み始めたのが7月中旬で、現在およそ1か月ほど経ちますが、なんと、顔の頬と鼻の下の皮膚がだんだんと治ってきました。そのため、もう少し継続して様子を見ようと思っています。

私の場合はシリカが効きましたが、実はもうかれこれ6,7年糖質制限や、メガビタミンを実践しています。そのため、色々な取り組みの継続や組み合わせがうまく効いたのかな?と思っています。

人それぞれ、体の状態や住んでいる場所の環境が違うので、体と相談しながらあれこれ試してみるのが大事だと思っています。

 

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不妊治療のその後

2022年10月から始めた不妊治療ですが、採卵時の痛みやその後のアトピーの悪化、2度の対外受精をしたものの妊娠に至らなかったということで、結局通院は終わりにしました。

私の場合は、採卵した10個の卵から対外受精して育ったのが2つだったので、その時にこれでダメだったらもう病院に行くのはやめることを夫に先に伝えていました。アトピーが採卵後にみるみる悪化した状況も目の前で見てきたこともあり、夫は続けようとは言わなかったのでホッとしました。

でも不妊治療を経験したことで理解できたことはいくつかあります。

たとえば、ホルモン薬で体をコントロールすると自分の体調にコントロールが難しくなるとか不妊治療がどのように進行していくのかということや、一連の治療の間にどのような感情を経験するかということです。

以前は不妊治療をしているという話題は自分からは遠いことでなかなか理解、共感できなかったです。

でも、一通り経験した今ならその大変さがわかっているので心から共感できるし、相手に話も自分ごとのように聞けるようになりました。

そして母親が、いかに自分の体を犠牲にして子どもを産むのかということも理解できるようになり、とにかく何よりも体が大切だと相手を労る気持ちも持てるようになりました。

 

こういうことから、私に不妊治療はうまく行かなかったものの、この体験を経て得ることはあったな、と前向きに思うのです。何事も無駄なことはないね。

アトピー悪化のその後

2022年11月に不妊治療の採卵後、急激に悪化したアトピーは半年以上経過した2023年6月現在には治りました。

今気になるのは、鼻の周りが少しカサカサしていること、右耳のピアスの穴がピアスをすると爛れること、時々乳首がかぶれることくらいになりました。手は素手で料理をすると、あかぎれになるので常に手袋をしています。

年末ごろは手と足にガーゼ、包帯を毎朝巻いていたことを考えると、皮膚の傷がなくなり、気持もとても楽になり、体の回復力に感謝する毎日です。

結局何が治るきっかけになったのだろうか?と考えてみたところ、思い当たるのは4つ。

  • ビオチンの摂取量を増やした
  • ヨモギ茶を毎日飲んだ
  • 引っ越した
  • 採卵から時間がたって、免疫の暴走が落ち着いた

ビオチン

ビオチンはかれこれ10年以上は飲み続けています。

きっかけは秋田の本荘第一病院に行ったことです。もともと掌蹠膿疱症の治療で有名な先生がいて、アトピーの研究もされている先生だということで、叔母に教えてもらい秋田まで行きました。

治療方法はビオチン、ミヤリサン、ビタミンCの3種類の薬やサプリメントを飲み、必要に応じてワセリンで薄めたステロイドを塗ってアトピーを治すという方法です。

30代でステロイドの使用をやめることにして、ステロイド皮膚炎を一通り経験したこともあり、今はステロイドの使用はやめているのですが、ビオチンや整腸剤は引き続き東京の練馬区にある藤沢皮膚科で処方してもらい、飲み続けています。

ビオチンは0.5gx2袋を1日2回飲んでいましたが、別の病院で薬を処方してもらっている叔母が1日3回飲んでいるのを見て、少し増やしてみようかなと思ったのです。実際増やすと何となくかゆみが減ったような気がしました。

そして現在は、iherbでビオチンのサプリも購入し、多めに摂っています。

 

ヨモギ

母からアトピーが悪化した時にヨモギをとってきて乾燥させたものをお茶にして飲んだら、サーっと皮膚が治ったことがあるという話を教えてもらいました。

何しろ肌が荒れていて必死だったので、Amazonで1000円くらいで買えるなら試してみようと思い、毎日カップ3杯くらいを飲んでいました。味の癖があまりないので、すんなり飲めるのも続けられた理由です。

これも3か月ほど続けたタイミングで皮膚が回復しました。ヨモギ茶がメインで効いたのかはわかりませんが、浄血作用があると見たので、きっと体が回復するように作用してくれたのでは、と信じています。

 

引っ越した

引っ越しはもともとする予定だったので、アトピーが悪化したから引っ越したわけではないのですが、引っ越しをして少し経つと、皮膚はきれいに回復しました。

今考えると、前に住んでいたマンションは西‐北側を向いていて、お風呂場はカビが生えやすいし、北側を向いている寝室もカビが見つかるなど、なかなかカビに悩まされた家でした。そのため、カビによって体が敏感になってしまっていたのかもしれない、とも思います。

 

時間が経って、免疫の暴走が落ち着いた

11月の採卵日以降、明らかに悪化していったアトピーですが、4月には皮膚がきれいに回復しました。約半年ほどです。家族や自分のアトピーの悪化時期を観察していると、悪化~回復までは約3か月ほどかかります。私の場合はそれよりも時間がかかったので、本当に治るのだろうか?と不安な日々を過ごしていたものの、やはりある程度時間が経つと暴走していた免疫も落ち着くのか、自然と回復に向かうのかな?とも思います。

これらが回復した大きな理由になりますが、小食、糖質制限、メガビタミン(必要な栄養をサプリで補う)、プロテインを飲んでタンパク質を取る、歩いて体を動かすといったことは習慣にしています。

食生活が荒れていたり、体を動かしていなかったら、また違っていたと思います。

個人的には糖質制限はかなり有効だと思っています。

それは、以前お菓子大好きだったころに比べるとアトピーはもちろんですが、私の場合はどういう訳か糖質を減らしたことで精神的に安定し、感情の起伏がなくなったことが大きいです。

それにしても体というのは取り換えができないので、これからも体が喜ぶ生活を心掛けて、自分の体が思うように動かせるようにしておくのは大事だなーと思うのです。

 

 

アトピーの治療

11月に悪化したアトピーは顔、首、腕、足に広がり、だんだん良くなって来ているものの、なかなか回復に時間がかかっている。

皮膚科の先生も「時間かかっているねー」と言っていた。妊活がなければデュピクセントという注射の治療をしたいが、これは来年以降になりそう。

 

腕には掻いて赤く腫れた部分が地図のようにあちこちにあって、滲出液が出ているので、ガーゼで保護していた。傷も乾いてきて、そろそろ保護するよりも通気を良くした方が良いかと思い、今日はガーゼをやめた。2ヶ月間毎朝ガーゼを付けていたので、習慣になっていたのをやらないことにするのは勇気がいる。大丈夫かな?と心配になるが、様子見する。

 

顔は光治療の数日後に皮が剥けるとともに血が出たりして、これまた不安になる。だから鏡を見ることをやめる。よく見たところで治らないし、悲しくなるだけなので、見ない方がいい。亀のような歩で少しずつ良くなっているから大丈夫、と自分を励ます。

 

今月で回復して、次の生理から12日目にクリニックに行くぞ!

アトピー悪化で妊活お休み

11月に無事に採卵が採卵ができたものの、秋から冬への季節の変わり目、仕事のストレス、採卵のために飲むお薬や注射などなど、短期間に体にとっていろいろなことが起きたためか、アトピーが激悪化した。

採卵前に最初は顔が変かな?と思ったらすぐに体中が痒くなり、歩くのも引っ掻き傷で痛い状態になってしまった。採卵の日はお腹や足の腿が引っ掻き傷で歩くのに痛みを感じながら、出かけたほどだった。

3週間ほど様子を見たものの、症状はみるみる悪化し、全身傷だらけ、顔も爛れなどが起きて、かわいそうな状態になってしまったため、いつもビオチンや整腸剤を処方してもらっている藤澤皮膚科を受診することにした。

前回受診した時は薬の処方だけだったのに、数ヶ月後にこのような状態で受診することになるとは、そのときは考えもしなかった。

アトピーの治療のためのステロイドのお薬は30代半ばにやめていて、その後は少しアトピーの症状が出るものの、ここまでは酷くなったことはなかった。でも、よくよく考えると症状が出るのは11月ごろが多く、10年間東南アジアの南国に住んでいた私は寒くなる時が苦手なのではないかと思った。

藤澤先生に受診時に妊活で使った薬などお伝えしたが、種類が多くて、「どれが悪いのかわからないね〜」ということだった。むしろ季節の変わり目で悪化したのでは?と、言われ、理由はいろいろ考えられる気がした。

とにかく悪化していることは事実なので、点滴など症状が良くなるものはないか聞いたところ、デュピクセントという注射が高額ではあるものの、皮膚の痒みや乾燥を発生させる大元に働きかけるためかなり効くということを教えてもらった。

が、、、、「妊娠したい人はダメ」ということで、がっかり。でも将来頼りになる薬があるということを知ったのは嬉しいニュースだった。これで私も普通に肌の人のようになれるんだ!と希望が持てる。

注射以外にはエキシマランプという、皮膚を日焼けに近い状態にして回復を早める治療があるとのことで、それは妊活中でも大丈夫とのことで、それをやることにした。

エクシマランプについては、コルチゾールの産生を促す、かゆみ物質を抑制、伸びすぎて痒みを感じやすくなった痒み神経を押し戻す、などなどがアトピーに効く理由らしい。また、これをやることで皮膚の代謝、つまりあたらしい皮膚がどんどん作られるようで、皮むけ(落屑)が起きる、そして治るということだった。

私の場合は症状が全身に出ていて、全身にランプを当てるため、処置室でショーツのみになり、ランプを当ててもらった。皮膚が傷だらけで正常に機能していない上に服を脱ぐため、寒くて辛かったが、幸い10分から15分程度で終了した。

11月末から1週間に1度このランプを当てる治療を始め、最初は剥がれる皮膚の大きさが1センチ角のものが多かったが、回を重ねるにつれ剥がれる皮膚のサイズがだんだんと小さくなってきた。今8回が終わったが、ランプを当てた後は3日目くらいにかなりの皮膚が剥けるという繰り返しをしている。

途中、痒みがあるせいか眠ることができず、デエビゴという睡眠を助ける薬を処方してもらった。(私は薬を飲むことに抵抗があるため、作用が弱くて依存性のないものを希望した)

ランプを受けることで、確かに痒みを感じなくなったようであるものの、毎晩布団に入ると体が暖かくなるためか、そこまで痒いと思わないのにすごい勢いで体を掻いている自分が毎度止められず、どうしてこうなるんだろう?と毎晩後悔して眠るということが続いている。痒くないけど、掻くと気持ちが良いので誘惑に負けて掻く→傷ができて皮膚が痛くて後悔、というのを繰り返している。治ると皮膚が強くなるから掻いても治ると自分を誤魔化してやってしまうが、かかなければ治りはもっと早いはずなのに。。。

顔は目と口の周りが爛れて、滲出液が固まった黄色い瘡蓋がついている状態が2週間ほど続いているので、できるだけ鏡を見ないようにして過ごし、見た目が悪いのはしょうがないと諦める。はたからみたら、もう40代のおばさんだし、私の顔が可哀想な状態でも誰も困らない。他人は私の顔よりもスマホに夢中で誰も私のことをいちいち気にしていない。人からどう思われるかよりも自分が普通に歩ける、生活できる、仕事もできることに感謝する。

 

このような状況のため妊活の杉山クリニックには電話で次回の訪問を1、2か月遅らせたいと連絡をした。まずは自分が健康になることに集中する。

採卵のための受診

前回の受診で採卵日を決め、採卵日2日前に行う注射と鼻スプレーもしっかり行った。

採卵日の朝、夫は私がクリニックに持参する精子の収集に必死で、私が出かける数十分前に無事に準備ができた。

そして、朝8:30の予約のために出発。この時点で元々アトピー持ちの私は、秋冬への季節の変わり目の今、顔の皮膚がガサガサになっていたのに加えて、ホルモン剤や仕事のストレスで顔や体の皮膚に傷や皮剥けが起こっていて、外出するのが苦痛だった。でも、クリニックに行く途中に両手に杖をついて一生懸命歩いている人を見て、自分も頑張らないと、と思い直す。

クリニックには8:00過ぎに到着し、まずは精子の提出。無事に提出できたのでホッとする。

クリニックには、朝早いのにすでに20名ほどの人が待合室にいて、パソコンをパチパチ叩いている人もいる。みんな出勤前にクリニックに来ているのかな?と、思いとても感心する。不妊治療に朝来て、その後普通に仕事もするのね。

 

私は予約時間になってから、3階の採卵フロアに行き、受付で名前を確認してからリクライニングソファの置いてある個室に通された。そこで着替えをして、採卵のために名前を呼ばれるのを待つ。

プライベートが確保されて空間で、他の人が呼ばれる声は聞こえるものの、シーーーーンっとした空間だった。その後、採卵に行くと言われ、採卵室に向かう。

採卵室には医師と看護師が4名くらいいて、入るなり早速始まった。

坐薬と局部麻酔をしたものの、採卵のとき私は針が刺さるのに痛みを感じたため、おおよそ10分未満の時間だったと思うけれども、かなり苦痛な時間だった。医師から痛い場合は叫んでもいいけれども絶対に動かないください、と言われたので「イター、イター」とずっと言って苦痛を耐えた。

終了後、フラフラと歩いて手術室からプライベートな待合室に戻った。待合室のソファーで30分ほどうずくまって、痛みが和らぐのを待った。普段アトピーの皮膚の傷の痛みには慣れているものの、腹部の痛みはほとんどないため、痛くてこのままどうなってしまうにだろうと不安だった。でも時間と共に痛みは楽になり、少しずつ気分が落ち着いてきた。

もう立てるかな?と思えるようになったら、ヨロヨロと着替えをして、帰宅の用意ができたことを電話で伝えた。

そして、診療室に行き今日の採卵状況について医師から教えてもらった。採卵は10個でこれから顕微授精し凍結する。次回の診察は2週間以内に予約をして、授精結果を教えてもらうということだった。

午前中、11時には診療は終わり帰宅。心身ともにかなりの負担のあった半日だった。

今日のお会計は約32000円。

 

 

 

 

採卵日決定のための受診

今週は、前回クリニックに行った時に頂いた薬のクロミッドとルトラールを飲み、自分で打つゴナールPの注射(6回分)も全部しっかり行った。

注射の針はクリニックで回収するので、専門用の容器に入れて保管して、今日持参した。注射の箱には「遺伝子組換え」という文字もあり、少々怖い気持ちにもなったけど、以前妊活をしていた話をしてくれた友人も同様の注射をしていたと言うことで、これは採卵の過程で必要だからしょうがないと自分に言い聞かせる。

今回の診療は、8:30受付で予約したので、自分が1番の患者か?という気持ちで行ったけれど、実際受付でカードを通して受付番号をもらったら、すでに40番台だった。皆様、とても早い時間から受診をされているのですね。

さて、今日も採血から始まり、採血の結果を30分程度待ってからの受診だった。

受診ではまず、エコー検査で卵胞のサイズを測っているようだった。それが終わってから医師の受診で前回の血液検査の結果を教えてもらった。今回はヘモグロビンの数値で貧血かどうかをチェックと、感染症の項目をチェックした。両方とも問題なく、安心。

その後、採卵の日が決定した。おおよその採卵日となるだろう、4日間を前回受診時に言われていたが、友人から採卵の時はタイミングが合わないと、「明日また来てください」と、言われることもあると聞いていたので、そのうちの中2日は午前中に仕事を休むことにした。だから、休む日に採卵となりホッとする。局所麻酔で採卵するので、当日の午後は普通に仕事はできるということだった。採卵日は朝8:00ごろクリニックに来て、帰るまでは2時間半くらいはかかるとのことだった。

採卵日が決まって、再度2回分の薬をもらう。次回はフレッシュな精子と申込書を忘れずに持ってくるよう言われる。

さらに受診後に看護師さんから、採卵日2日前に行う注射と鼻スプレーについてのやり方の説明を受けて今日の診療は終了。

8:30にクリニックに到着して、10時ごろクリニックを出た。

今日のお会計は6300円。